東京で防水工事を頼むなら…
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ここでは、シーリング工事について、シーリング材の種類や工事の手順・注意点などをまとめています。マンション・ビルオーナーで防水工事会社への依頼を検討している方は、ぜひチェックしてみてください。
シーリング工事とは、外壁ボードのつなぎ目やサッシと外壁の隙間など、建築材料を組み合わせた際に発生する隙間を埋める作業のことです。特に、動きの多い隙間や屋外の影響を受けやすい箇所を対象としており、作業による高い防水性や気密性の確保を目的としています。
シーリング工事は雨水が建物内に侵入するのを防ぐだけでなく、地震や暴風に目地が伸縮することで漏水を防ぐ効果も期待できます。隙間の少ない住まいは外気の影響を受けにくくなるため、年中快適な室温を保てるなどのメリットも存在するでしょう。
シーリング材には、1成分形と2成分形の2種類があります。
1成分形は「湿気・乾燥硬化型」とも呼ばれ、空気中の湿気に触れることで硬化するタイプと、自然乾燥硬化するタイプがあります。
シーリング材の2成分形は「反応硬化型」とも呼ばれており、硬化剤と交ぜわせて使用します。これにより空気中の酸素や湿気と反応し、硬化するというものです。
1成分形と2成分形はこれらの特徴以外にも、シリコン系やアクリル系など成分によってさらに細かく分類されます。
シーリング工事の手順は、大きく7工程に分けられます。それぞれの工程について細かく解説していきます。
打ち替え工事の場合、最初に既存のシーリング材を取り除く作業が必要です。また、施工範囲に汚れやサビなどが付いている場合、そのままシーリングを行うと剥がれやひび割れの原因になるため、しっかりと掃除しておかなければなりません。
バックアップ材とは、シーリング材が建物の動きやゆがみについていけるよう、目地の調整に使う材料です。継ぎ目が浅い場合は、バックアップ材ではなくボンドブレーカーを使用します。これらを使うことで、シーリング材のスムーズな充填が可能となるのです。
シーリング材は充填してすぐに効果するわけではないため、施工箇所以外に付いても吹き取ることが可能です。ただし、硬化されたシーリング材はきれいに取り除くのが難しいため、作業の際は施工箇所の周囲をマスキングテープなどで保護します。
作業を行う箇所にホコリや汚れがないかをチェックしたうえで、シーリング材を密着させるためのプライマーを塗布します。プライマーは建物の隙間とシーリング材の接着剤として役立つため、まんべんなく塗るのがポイントです。
シーリング材を均等かつスムーズに充填するためのコーキングガンを使用し、建物の隙間にコーキング材を充填していく工程です。この作業は仕上がりに直接関係するため、隙間の幅や形状に合わせて最適なノズルを選択できるかが重要となります。
隙間に充填したシーリング材を、ヘラで押さえる作業です。弾力のあるシーリング材を圧着させることで、密着性を高められます。また、余分なシーリング材の除去もできるので、表面をきれいに整える役割も担っています。
シーリング材が乾燥する前に、周囲に貼ったマスキングテープを除去していきます。その後、周囲にシーリング材が付着していないかのチェックや作業場の清掃を行い、シーリング工事の完了です。
シーリング工事は屋根や外壁を対象としているため、シーリング材を定着させるためにはいくつかの注意点が存在します。
施工を行う際は、当日の天候によって性能が変わることを理解しておかなければなりません。もしも、適した天候でない日に作業を行ってしまうと、シーリング材がうまく定着しない可能性があります。
具体的に、シーリング工事を実施するのに適した気候条件は、気温15℃~25℃、湿度80%未満、曇りかつ無風であると言われています。一方、雨天時や施工後すぐに雨が降りそうな場合は、作業を中止して別日に行うのが一般的です。
シーリング材にはさまざまな種類があり、塗布する場所や条件に沿ったものを選べるかも重要な要素。これらの作業が雑であった場合、水漏れやひび割れなどのトラブルを引き起こす可能性が高くなります。正確な判断と確実な作業を実現するためには、依頼する業者がシーリング工事の専門家であるかを確認する必要があります。
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